世界で最もエキサイティングなクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ（以下、ＬＦＪ）」が、今年もびわ湖ホールにやってきます。ＬＦＪは、一九九五年、フランス北西部の港町ナントで始まった世界最大級のクラシック音楽の祭典。日本では、東京、金沢、新潟で、ほぼ同時期に開催され、びわ湖ホールでの開催は今回で五回目を迎えます。
今年のテーマは「ウィーンとプラハ〜音楽の都へ〜」。十九世紀にこの街で活躍した、ブラームスとドヴォルザークが作曲した名曲や踊りだしたくなるような音楽をいっぱい詰め込んで、会場の皆さまを音楽の旅へご案内します。この音楽祭は、国内外で活躍するアーティストの演奏を一公演約四五分、かつ低料金で気軽にいくつも聴くことができるので、自分だけの楽しみ方を見つけられるおもしろさも。
　さて、今年の見どころ公演は、ＬＦＪびわ湖第五回開催を記念して行う「プレミアム・コンサート」。ブラームスの「ハンガリー舞曲」やドヴォルザークの「スラヴ舞曲」など、思わず踊りだしたくなるような舞曲が勢ぞろいし、ＬＦＪアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン自らがナビゲートを務めます。
　また、昨年大好評だった「０歳児からのコンサート」を今年は四公演行います。トランペットやトロンボーンなどの金管楽器や、打楽器パフォーマンスなど、音楽をカラダで感じられるプログラムで、赤ちゃんと一緒に音楽を楽しむことができます。
　そのほか、メインロビーや湖畔広場などでの無料公演をはじめ、チェコのビーズを使ったアクセサリー作りなど親子で体験できるキッズ・プログラムも多数ご用意しています。ぜひ、ご家族そろってお越しください。