朝晩だんだんと寒さを感じるようになりました。

錦色に染まる季節到来

平成最後の晩秋となる今年、
日常から離れた〈心を洗う〉特別な時間を過ごしませんか。

湖西エリアのフォトジェニックなスポット「比叡山延暦寺」と「白鬚神社」、
そして、ご利益グルメなど 5つの見所を紹介します!
(写真は2018年10月25日に撮影)

比叡山延暦寺で「至宝展」や『梵字ラテ』

比叡山に広大な寺域を持つ、天台宗の総本山。

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奈良時代末期、19歳の最澄が、比叡山に登り草庵を結んだのが始まりとされています。
1994年にはユネスコの世界文化遺産にも登録されました。

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東塔・西塔・横川と大きく3つの地域に分かれており、東塔地域の根本中堂(国宝・現在改修中)や、
西塔地域の釈迦堂(重要文化財)など、国宝、重要文化財を多く有しています。



伝教大師の1200年大遠忌を記念して、
通常非公開とされている仏像・仏画などの文化財が一堂に会する

「比叡山至宝展」

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初公開の仏像も拝観できる 貴重な機会となっています。(2018年11月30日迄)

2016年から国宝の根本中堂ならびに重要文化財の廻廊を約10年をかけて大改修されています。

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伝統的な工法による修理の様子を見学できる「修学ステージ」が完成しており、
屋根と同じ高さから改修中の様子を間近に見学することができます。

普段目にすることのない貴重な光景です、是非ご参拝ください。

比叡山延暦寺
電話:077-578-0001

大津市坂本本町4220
アクセス

巡拝時間・料金

「延暦寺会館」でいただく『梵字ラテ』

「梵字」とは仏様を表わす文字のこと。
様々な功徳を与え、災難から救ってくれると言われています。

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注文の際に自分の生まれ年の干支を伝えると、それに合わせた「梵字」をラテアートにして頂けます。

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自らの生まれ年の仏様を知りながら、ゆったりとした空間をお楽しみください。

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キャラメルラテ・抹茶ラテ・カフェラテの3種類

延暦寺会館
電話:077-579-4180
詳細はこちら

 

「 本家鶴喜そば 」 3つのトッピング楽しめるそば処

1716年に創業したそば処。
当時から門前町として賑わっていたこの地では、参拝に訪れた人や、
断食の行を終えた修行僧などが弱った胃をならすため、そばが食べられてきました。
中でもこのお店は、初代の鶴屋喜八をはじめ代々、食物が不自由だった比叡山に出仕し、
そばをふるまっていた歴史あるそば処です。

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昔ながらの製法にこだわり、「手打ちそば」として伝統の味と技術を守り続けています。
毎日その日の気温や湿度、そば粉の状態や産地によって、水の量やつなぎの配分を微妙に調整しており、
そういった細かな調整ができるのも職人が手打ちで作るからこそ!


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他にも手でこねた後、さらしを巻いて足で踏むなど、手間暇かけたそば作りが魅力です。


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近江結味(おうみむすび)そば
1,760円(税込)

3つのお椀の上に手打ちのそばと共に、3種類のトッピングが乗った
「女性に喜ばれるものを」というコンセプトのもと作られたメニュー。

トッピングは縁起物のエビのてんぷら、消化に良い大根おろし、精進料理としても食べられる生湯葉と生麩。
蕎麦の風味とコシを楽しみながら一気に食べてしまいました。

本家鶴喜そば
大津市坂本4丁目11-40
アクセス
京阪「坂本比叡山口駅」より徒歩1分

営業時間:10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:第3金曜日・元旦(1・6月は、第3木・金曜日休み、8・11月は無休)
電話:077-578-0002




 

「白鬚神社(しらひげ)」 琵琶湖に浮かぶ大鳥居は抜群の景観

延命長寿・長生きの神様として知られ、また、縁結び・子授け・開運招福・学業成就・交通安全など、
人の営みごと、業ごとすべての導きの神でもあります。

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創建は約2000余年前、近江最古といわれる歴史を誇り、現在の本殿は豊臣秀吉の遺命によって、
その子秀頼が片桐且元を奉行として造営したものです。


フォトジェニックなスポット 湖中の大鳥居

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白鬚神社最大の特徴は、国道161号線を挟んだ琵琶湖に浮かぶ大鳥居。
高さが湖面から約10m、柱と柱の間が約8mある湖の鳥居は、琵琶湖を代表する景観として知られています。
日の出の時刻になると、この大鳥居と琵琶湖から昇る朝日をともに写真に収めることができます。

白鬚神社
高島市鵜川215番地
アクセス
JR「近江高島駅」より車で5分

電話:0740-36-1555


 

「マキノピックランド」でりんご狩りとアップルパイ作り体験

春から秋にかけて、様々な果樹狩りができるスポットです。
果樹園に向かう全長約2.4kmの道のりには、約500本のメタセコイアが植えられています。


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この並木は1981年に、マキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりで、組合をはじめとした地域の人々の手によって大切に育てられてきました。
秋の紅葉シーズンはもちろん、季節の変化とともに四季折々の美しい姿で訪れる人を魅了します。

滋賀県の紅葉状況 → 紅葉カレンダー

マキノピックランド前景.jpg春のさくらんぼに始まり、ブルーベリー、ぶどう、くり、さつまいも、リンゴといった果物が実ります。

マキノピックランド-リンゴ狩り.jpg

リンゴ農園が一面に広がる様子を見ると、思わず深呼吸したくなります。

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マキノピックランドでは、全部で10数種類のリンゴを育てており、
それぞれ収穫シーズンが異なるため、その時に最も美味しいリンゴを収穫できます。


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リンゴ狩りを楽しんたあとは、そのリンゴを使ってアップルパイ作りを体験!(2018年11月19日迄)

収穫したリンゴは、敷地内で行うアップルパイ作り体験の材料として使用します。
採ったばかりのリンゴを、自分の手でアップルパイに仕上げれば、その美味しさは格別です。
ぜひ味わってください。

アップルパイ出来上がり.jpg

マキノピックランド
高島市マキノ町寺久保835-1
アクセス
JR「マキノ駅」より車で約10分

営業時間:(4~10月)9:00~18:00、(11~3月)9:00~17:00
定休日:水曜日(祝祭日の場合は営業、翌休)、年末年始
電話:0740-27-1811

料金:<リンゴ狩り>
大人(中学生以上)1,500円、小学生1,000円、幼児(3歳以上)500円
※アップルパイ作り体験とセットは大人2,600円、小学生2,200円(ハーフサイズのジェラートがつきます)
※アップルパイ作り体験は要予約

 

「チーズふなずし」古くて新しい、ちょっとオシャレな逸品

「チーズふなずし」は、高島市にお店を構える「薫彩堂」が開発した商品。
千年以上も続く近江の食文化、ふなずしを現代風にアレンジしました。

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まろやかな酸味、すっきりした塩味、芳醇かつ繊細な香りが楽しめます。
ふなずし特有の匂いも少ないことから、ふなずしを食べたことのない人の第一歩として味わってもらいたい逸品です。
そのまま食べるもよし、クラッカーに乗せるもよし、お酒のおつまみとしてもよしと、様々な方法で味わえます。

薫彩堂
高島市安曇川町末広1-14(「川魚のよしうめ」内)
アクセス
JR「安曇川駅」より徒歩2分

営業時間:10:00~19:30
休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休)
電話:0740-32-2374


 

新鮮で美味しい空気... のどかな景色...
都会では味わえない自然豊かなロケーションに大満足の日帰り旅行でした。