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滋賀県中南部は蒲生郡、日野町を基点に、日本中で活躍した日野商人(近江商人)の本宅のひとつ、山中正吉邸が「近江商人ふるさと館」として整備されています。毎年恒例の「日野ひなまつり紀行」の開催を前に、ちょっと訪ねてきました。

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かつての豪邸らしい、どっしりした面がまえ。敷地面積は2,000㎡の大邸宅で、昭和のはじめごろに今の形になったとか。

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平面図をみてもその大きさがうかがえます。

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この山中家は、本宅を日野におき、静岡県で造り酒屋を営んで材をなしたとのこと。主人は静岡で単身赴任、本宅は家族と使用人が住み、優秀な使用人を静岡へ送る、ということだったそうです。静岡のビジネスはすでに他へ譲られたそうですが、当時の「高砂」ブランドは今でも健在とのこと。

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広い畳の間、多くのかまどの並ぶ台所など、その規模の大きさにビックリです。商家の本宅らしく、見るからに重厚な造り付けの金庫も残されていました。

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興味津々であちこちキョロキョロしていてちょっと気になったのが、柱や鴨居に使われているこんなコウモリ形の釘隠し。
コウモリは「蝙蝠」と書きますが、この「蝠」が「福」に通じることから、中国由来の縁起の良い動物として、こんなところにも使われていたようです。そこはやはり商売人、縁起担ぎは大事だったんですね〜

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さらに興味深かったのが、まるで映画のセットのような重厚感あふれる応接間。
あのヴォーリズ建築のデザインで、すこぶるゴージャス!!暖炉も見えます。
当主はビジネスだけでなく、政治活動もされていたとのこと。豪商のステータスあふれるこの間で、さぞかし話も進んだことでしょうね〜

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そしてこの時代にはとても珍しかったであろう洋式のモダンな浴室。窓にはステンドグラスが入り、なんと!シャワーも完備。
時代の最先端すぎて、逆にどんな心地だったんだろ・・・なんて考えてしまいました ^^;

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さてこの2月11日から、「日野ひなまつり紀行」が始まっています。こちらの山中邸はじめ、日野町のまちなみ一帯で、150基ものひな飾りを見ることができます。
滋賀県各地で同時期開催の「びわ湖のひな人形めぐり」のひとつとして、3月11日まで開催されます。
★開催期間は会場によって違います!↓↓↓ くわしくはこちら

2018 びわ湖のひな人形めぐり

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山中邸では日野伝統料理のランチを楽しむこともできます!
普段は予約制ですが期間中の土日は予約なしで「ひなまつり御膳」1,500円がいただけます。(数量限定!予約も可)
日野のまちなみとひな人形、そして伝統の味をひとしきり楽しんでみませんかー♫♪

↓↓↓ くわしくはこちら
食体験レストラン日野ひなまつり紀行の営業について

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