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「西国巡礼」の概要

西国巡礼

1965(昭和40)年3月に、淡交新社より刊行の書下ろし。初版のタイトルは「巡礼の旅-西国三十三ヵ所」。観音信仰から生まれた、西国三十三ヵ所巡礼という旅の姿を描き出したものです。1974年に「西国巡礼」とタイトルを変えて改訂されました。

一九六四年、東京オリンピックが開催された秋、ある出版社の依頼で、西国三十三ヶ所の観音巡礼を取材した。日本中がオリンピックで沸きに沸いているのを尻目に、旅に出るのがいい気持ちだったからで、まだその頃は私にも多分に客気(かっき)が残っていたのである。
「白洲正子自伝」~西国三十三ヶ所観音巡礼~より

「巡礼の旅」初版本

東京オリンピックが開催された1964年秋、戦後復興の機運にあえて背を向けるようにして、白洲正子さんは西国三十三ヶ所の旅に向かいました。この取材旅行で、白洲正子さんは、幼いころより見慣れていたはずの「近江」という土地の得体の知れない魅力、スケールの壮大さ、そこにたゆたう時間の長大さに、すっかり取り付かれてしまいます。


真っ青な水面に影を映す竹生島

この取材旅行をきっかけに、琵琶湖を中心とする近江の魅力をさらに掘り下げるため、繰り返しこの地を訪れるようになりました。

これは生涯追い続けることになる「近江」、「かくれ里」というテーマを発見した、第二の人生の始まりと言えるのではないでしょうか

→「西国巡礼」スポット紹介

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白洲正子と近江

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