神仏を知ろう

その他の仏様


如来・菩薩・明王・天に分類できないその他のほとけさまは大きくは次の二つに分類できます。
1番目は、仏教と日本の神々とが融合した「習合神(しゅうごうしん)」といわれるものです。
仏教が伝来して約200年後に本地垂迹(ほんじすいじゃく)という考えが発生しました。仏は神の本体(本地)で神は仏の仮の姿(垂迹)という思想です。これらは垂迹像とよばれ、代表的な像としては、蔵王権現や青面金剛があげられます。
2番目は、高僧・羅漢(らかん)と呼ばれる諸像です。宗派の開祖や各宗派で重要な位置にあった僧を「高僧」としてその姿を残しました。又、釈迦の十大弟子のように悟りの境地に達した修行者の最高位を「羅漢(らかん)」と呼びその姿を仏像として刻みました。
代表的な羅漢としては、十大弟子や十六羅漢や五百羅漢があります。
    
また、平安時代以降、神仏習合となり寺の中にも数多くの護法社や鎮守社が造営され、神像(男神や女神)が造られ、まつられました。ほとんどの神像は一木造りですが、寄木造りの例も見られます。


大津エリア比叡山延暦寺(光定大師)比叡山延暦寺(維摩居士)石山寺(淳祐内供)
東近江エリア石馬寺(役行者)
湖東エリア:金剛輪寺(慈恵大師)高宮寺(伝切阿)

湖北エリア:高野神社(伝教大師)



石馬寺
(イシバジ)