義仲寺

ぎちゅうじ

更新日
2024/04/01

    JR膳所駅・京阪電鉄膳所駅の北約300mにある寺院。義仲寺の名は、平家討伐の兵を挙げて都に入り、帰りに源頼朝軍に追われて粟津(あわづ)の地で壮烈な最期を遂げた木曽義仲(きそよしなか)(1154-84)をここに葬ったことに由来しています。近江守護であった佐々木六角が、室町時代末期に建立したといわれています。
     江戸時代中期までは木曽義仲を葬ったという小さな塚でしたが、周辺の美しい景観をこよなく愛した松尾芭蕉(1644-94)が度々訪れ、のちに芭蕉が大阪で亡くなったときは、生前の遺言によってここに墓が立てられたと言われています。
     境内には、芭蕉の辞世の句である「旅に病て夢は枯野をかけめぐる」など数多くの句碑が立ち、偉大な俳跡として多くの人が訪れます。このほか、本堂の朝日堂(あさひどう)・翁堂(おきなどう)・無名庵(むみょうあん)・文庫などが立ち、境内全域が国の史跡に指定されています。

    所在地
    大津市馬場1-5-12
    アクセス
    公共交通機関
    JR琵琶湖線 「膳所」 下車 徒歩 10分
    京阪電鉄/石山坂本線 「京阪膳所」 下車 徒歩 10分
    名神大津ICから5分
    その他
    駐車場なし(※周辺公共駐車場利用)
    料金
    一 般 500円
    高中生 200円
    小学生 100円
    営業時間
    3月から10月:9:00から17:00 11月から2月:9:00から16:00
    定休日など
    月曜日(※月曜日が祝日の場合は開門し、翌日休み)
    お問い合わせ

    義仲寺

    TEL
    077-523-2811