すし切り祭り

画像番号 3507
サイズ 1536 × 2048ピクセル
容量 1,220KB
撮影場所 守山市
撮影日 2003年05月
季節

幸津川(さづかわ)町の下新川神社(しもにいかわじんじゃ)の例祭。毎年5月5日に行われます。すし切り神事は、祭神である豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が琵琶湖を渡った時、村人が琵琶湖で獲れた鮒(ふな)の塩漬けを献上したのが起源、といわれています。 宵宮の4日、夜中に若者が集まり、太鼓をを4人でかつぎ、太鼓を打ちながら賑やかに村中を練り歩きます。 5日には、当番の若者2名が裃(かみしも)姿で古式に従って、神供えの鮒鮨(ふなずし)を調理して供えます。真魚箸という鉄製の箸と包丁を両手に持ち、神前で厳かにまな板の上の鮒鮨を切ります。すし切り行事は、元服した長男が行うことになっており、家や男子、長男が重んじられた古いしきたりが、色濃く残っています。 すし切りの儀式がすむと「かんこの舞い」と呼ばれる踊りを踊り、子どもの長刀(なぎなた)の列が揃う。家中みんなが元気気に力を合わせて仕事に励み、長生きできることを祈願する踊りで、長刀踊りと呼ばれ国の無形民俗文化財に選択されています。

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