画像番号 | 1642 |
---|---|
サイズ | 2048 × 3072ピクセル |
容量 | 2,578KB |
撮影場所 | 甲賀市 |
撮影日 | 2004年04月 |
季節 | 春 |
水口神社の例祭で、毎年4月20日に曳山巡行が行われます。県の無形民俗文化財に指定されています。 曳山の登場は江戸時代後期のことで、このとき9基の曳山が巡行し、その後1町ごとに曳山が建造され、その数30基に達したといわれています。水口の曳山は、二層露天式人形屋台という構造を持つもので、複雑な木組み、精緻な彫刻、華やかな幕を飾り付けるとともに、屋上に「ダシ」と呼ばれる造り物を乗せて町内を巡行します。現在では16基が山蔵に収納されています。 4月19日の宵宮祭には、神社では神輿、各町内では曳山に提灯をつけて宵宮ばやしを行います。当日の4月20日の朝、各町内を出発した曳山と纏田楽は、まず御旅所の弟殿に集まり、曳山にはダシを飾り付けて、一同が打ち揃って神社へと入ります。途中、桜並木を行く曳山には、桜の花が散りかかり、情緒豊かな時代絵巻のような光景が展開します。