篠田の花火

画像番号 11438
サイズ 1374 × 1111ピクセル
容量 1,296KB
撮影場所 近江八幡市
季節

R近江八幡駅の東約1.7kmにある篠田神社の例祭。毎年5月4日の夜に行われる仕掛け花火の祭行事で、県選択の無形民俗文化財となっています。 花火の画題は、その年に話題を呼んだものなどを取り上げ、下絵を高さ約15m、幅約20mの画面に描いておきます。画面は約4平方メートルのパネルを組み合わせたもので、化学薬品を一切使用せず、硫黄・硝石・桐灰を調合して作り上げられる「和火(わび)」という日本古式花火であす。午後9時頃、火薬を櫓に組んだパネルに点火すると、一面煙に包まれ、しばらくすると、煙の中から、蛍火に似た花火絵が浮き上がり、数分間美しく燃えつづけます。 祭の起源は、江戸時代に雨乞いのお礼として花火を奉納したことといわれています。古くは馬淵庄全域にわたる宮座行事であったそうですが、上田地区だけが宮座を抜けて、別の祭として行うようになったと伝えられています。神社としての例祭は5月1日からで、1日に松明を造ってこれを4日の夜に奉納します。

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