穴窯・登り窯による土と炎と手の作品は、時代を通して心を惹きつけ続けています――作り手も、使い手も。
色とりどりの焼物、正確無比の器が手に入る現代にあっても、であるからこそ、力があるのです。

登り窯のあるこの場所で一人でも多くの方々にその力を受け取って頂きたい。
その思いから、この度、信楽町内で穴窯・登り窯を焚き続ける4名の作り手による特別展を開催いたします。
さらに今回は、今井一郎氏のご協力により、町内の窯や窯焚きの様子をとらえた貴重な写真も展示できることとなりました。ありがとうございます。

信楽焼の本領、焼き締め作品との出会いの場となりますように。
みなさまのご来場をお待ちしております。

展示作家

井村侊生（いむら こうせい）氏
奥田陶生（おくだ すえお）氏
服部章（はっとり あきら）氏
細川政己（ほそかわ まさみ）氏